
「俺のような人生があることを伝えたい」。昨年2月6日に自ら命を絶った、山口市の当時26歳の男性が生前語っていた思いを形にしようと、山口市道場門前2丁目の「さぽらんて」で6日、「Rの見た風景展」が始まった。男性が撮影した写真と、ノートに残した言葉を展示している。7日まで。
◇
「グリーフサポートやまぐち」と共に展示を主催する「.style」(ドットスタイル)の小西凡子(みなこ)代表(49)によると、男性は障害を持って生まれ、食事や発声に不自由があった。幼い頃から施設で育ち、学校でもいじめを受けた。
高校卒業後に就職。2017年ごろ、ドットスタイルでボランティアを始めた。18年2月、白血病の診断を受け入院。治療費がかさみ、好きだった車も手放したという。
入退院を繰り返しながら、病状は徐々に悪化。19年の秋口にはアルバイトを始め、ドットスタイルにも再び顔を出すようになったが、年が明けると状況は暗転した。2月5日、アルバイト先からの電話に「大丈夫」と話した翌日、男性は自宅で命を絶った。
男性は生前、「俺みたいな人間がいることを幸せな人たちは知らない」と話したという。小西さんは「いろんな人がいろんな思いを抱えて生きている。彼の言葉や写真を『傷つくこと』や『孤独』を考えるきっかけにして、何かの時にふと思い出してもらえたら」と話している。
展示は午前10時~午後4時。社会福祉士や就労相談員への相談もできる。(寺島笑花)
からの記事と詳細 ( 26歳で自死 男性の思いを形に 「Rの見た風景展」 - 朝日新聞デジタル )
https://ift.tt/3tvRPyq
No comments:
Post a Comment