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Tuesday, January 28, 2020

例え電動化されたもこの形だけは残してもらいたい 直6ディーゼル搭載の新型G350dに試乗|Mercedes-Benz - OPENERS

2018年にフルモデルチェンジを受け、従来の四角いボディデザインを踏襲しつつも、まったく新しいクルマに生まれ変わったメルセデス・ベンツ「Gクラス」。なかでも注目を集める、直列6気筒クリーンディーゼルエンジン搭載のG350dに試乗した。

Text & Photographs by HARA Akira

1979年のデビュー直後、軍用車両としてNATO軍に正式採用されたという経歴から分かるように、堅牢なボディと四輪駆動による強力な走破性が魅力の“ゲレンデヴァーゲン”ことメルセデス・ベンツGクラス。四角いボディデザインはそのままに、パワートレインを最新のものに変更しながら40年近く生産が続けられてきた。

2018年には従来型の特徴を引き継ぎつつフルモデルチェンジしたが、型式は「W463」と変更はないのが面白いところだ。そのなかで最も注目を集めているのが、2019年4月に日本デビューを果たした最新の直列6気筒クリーンディーゼルエンジン搭載モデルの「G350d」だ。

型式「OM656」の3.0リッター直列6気筒クリーンディーゼルエンジンは、基本設計をガソリン直6の「M256」と共有化するモジュラーコンセプトで設計され、最高出力286ps(210kW)、最大トルク600Nmを発生。

1,200〜3,200rpmという従来型より400rpm低い回転数から最大トルクを供給できるようになったわけは、2ステージターボチャージャーを使用し、小さいタービンにはさらに可変ターボジオメトリーを採用したからだ。

また、ピエゾインジェクターを使用したコモンレールダイレクトインジェクションシステムは最大圧力2,500barまで高められ、「マルチウェイ排出ガス再循環(EGR)」、排気側可変バルブリフトシステム「CAMTRONIC」、Adblueの添加、sDPF(選択触媒還元法コーティング付粒子状物質除去フィルター)などを採用することで粒子状物質の捕集と窒素酸化物の低減処理を行い、排出ガスを高いレベルで浄化している。

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January 28, 2020 at 08:31PM
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