「富山湾の宝石」と言われるシロエビは、水深１５０メートルから３００メートルの深い海に生息しています。４月から１１月が漁期で、今の時期は乾燥された「しろえびの素干し」が出回っています。殻を剥いた刺身が絶品ですが、素干しは、よりうま味がギュッと濃縮されています。
「天然の生け簀」富山湾のもうひとつの名物がホタルイカ。腕や胴体部に発光器を持ち、網で捕獲される時に蛍のような青白い光を発光することからそう呼ばれます。こちらの漁期も３月１日から６月までと短いです。近年寄生虫の危険性から冷凍してから食べることが推奨されています。しゃぶしゃぶのようにして食べると、はらわたのうま味が口の中に広がりとても美味しいです。やはり素干しとして加工されたものが通年出回ります。軽く炙ると、うま味が増すことから、手軽にライターで炙ることがテレビで紹介されていました。
さて今回、卓上用のミニ七輪を手に入れたので、しろえびとホタルイカを炙っていただきました。日本酒の杯を手に、わくわく見つめます。目の前で、ちょっと縮んだり、ヒゲが焦げたり。香ばしい香りとともに、より旨味が濃縮された感じになります。大人の愉しみがまたひとつ増えた気がします。（速水裕樹）
【材料】
しろえびの素干し………１パック
ホタルイカの素干し……１パック
【作り方】
１．炭にガスコンロで火を付ける
２．炭を卓上ミニ七輪に入れ、上に網を乗せる
３．しろえびとホタルイカを網に乗せ、焦がさないように気を付けながら両面を炙る。適度に炙れたらいただく
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February 26, 2020 at 08:00AM
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【料理と酒】富山湾の宝石「しろえびの素干し」と、「ホタルイカの素干し」の炙り - 産経ニュース
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