現代文担当の林修先生と地理担当の村瀬哲史先生がわかりやすい解説を加えながら、過去に出題された問題と豪華ゲストたちの珍回答を振り返った、2月3日放送のフジテレビ『ネプリーグ』。
2人の先生の解説から、今日誰かに話したくなるウンチクと受験に役立つ豆知識をプレイバック!
マリー・アントワネットが「正方形にする」と形を決めた日用品は?
マリー・アントワネットに関するウンチクを教えてくれたのは、村瀬先生だ。彼女は、現代でも日常的に使われるあるアイテムの形を決めたというのだが、その日用品とは何だろうか?
正解は、ハンカチ。マリーが生きた18世紀ごろはハンカチがオシャレの象徴で、フランスの貴族たちは様々な形のハンカチを大量に所有していたという。
形やデザインがどんどん華美になっていくのをよく思っていなかったマリーは、夫であるルイ16世に「ハンカチの形を正方形に決めよう」と進言。それを受けて、ハンカチは正方形にするという法律が作られたため、現代のハンカチの形が決まったのだ。
メートルを漢字で書くと「米」。では、キロメートルは漢字でどう書く?
林先生が教えてくれたのは、単位にまつわる漢字の覚え方だ。「メートル」を漢字で書くと「米」、「グラム」は「瓦」、「リットル」は「立」だが、これらの文字にある法則で別の漢字を組み合わせるだけで単位の漢字が書けるようになるという。
林先生が教えてくれたのは、川柳のようなこんな覚え文句だ。
「キロキロと ヘクト デカけた メートルが デシを取られて センチ ミリミリ」
この文句はメートルを基本単位の「1」として、単位の大きい順に並んでいる。それに数字を表す漢字も並べてみると下記のようになる。
- キロ=1000倍=千
- ヘクト=100倍=百
- デカ=10倍=十
- デシ=10分の1=分
- センチ=100分の1=厘
- ミリ=1000分の1=毛
これを覚えたら、単位を表す漢字と組み合わせるだけだ。例えば、「キロメートル」なら、「千(キロ)」と「米(メートル)」を合わせて「粁」。「センチメートル」なら「厘(センチ)」と「米(メートル)」で「糎」となる。
「蕩ける」「公布/交付」などなど…受験生が覚えておきたい漢字豆知識
「蕩ける(とろける)」と「とける」の使い分けについても、林先生が解説してくれた。「バターが蕩ける」「バターがとける」の間には、明確な違いがあるという。
バターとは違って「氷」の場合、「氷がとける」はアリだが「氷がとろける」と言わない。一般的には「とける」とは「放っておけば自然と液体になる場合」に、「とろける」は「熱を加えて液状になる場合」に使う言葉だと覚えておこう。
では、「法律をコウフする」という時は、「公布」と「交付」のどちらを使うのが正しいのだろうか?
正解は「公布」。「交付」は役所などが書類などを渡す時に使われる。
「パンフレットをハイフする」という時は「配付」ではなく「配布」を使うのだが、これは「布」が「不特定多数に広く渡す」という意味を持つのに対し、「付」は「一人ひとりに渡す」という意味を持っているから。「公布/交付」と「配布/配付」はセットで覚えておきたい。
「円のチョッケイ」の「ケイ」の字が「経」か「径」か悩んでしまったときは、部首に注目しよう。
糸偏の「経」はもともと「たて糸」という意味を持ち、転じて時間の経過などを表すようになった漢字だ。一方、ぎょうにんべんの「径」は「道のり・近道」を表す漢字なので、「直径」や「半径」という単語に使われる。
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February 04, 2020 at 04:00AM
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マリー・アントワネットのひと声で形が決まった日用品。その正体は? - フジテレビュー!!
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