東京オリンピック・パラリンピックの延期が決まったことを受けて、橋本担当大臣は参議院予算委員会で、完全な形での実施に向け全力をあげる考えを強調しました。
この中で、橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣は東京大会の１年程度の延期が決まったことについて「世界各国のアスリートや大会関係者から、早期の決定を求める声が非常に多く上がってきたことも背景にある。まだ日にちは決定していないが、開催に向けて全力を挙げていきたい」と述べました。
そのうえで、延期の期間を１年程度とした根拠について「早期に決定しないかぎり、混乱を招くということがあった。２年以上の延期となると東京開催というものとはかなりかけ離れる。アスリートが主役であり、新型コロナウイルスの情勢、スポーツ界の競技日程などを精査する中で、１年程度延期が妥当であるという判断でＩＯＣ理事会で決定をしたと承知している」と述べました。
そして「バッハ会長からも『聖火を絶やさず、東京大会に向けてともし続けることが、新型コロナウイルスの対策、経済対策においても非常に重要だ』と言われた。東京大会を完全な形で成功させることがある意味での経済対策になっていくと思っているので全力を尽くしたい」と述べました。
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March 25, 2020 at 11:17AM
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橋本五輪相“完全な形での実施に全力” - NHK NEWS WEB
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