「森の宝石」とたとえられる国蝶のオオムラサキの人工飼育を続ける京都府福知山市厚中問屋町、大地洋次郎さん(79)宅で10日、羽化が始まった。環境省のレッドリスト準絶滅危惧種。
大地さんは、自宅に小屋を建て1993年からオオムラサキの人工飼育を続けている。
11日午前中までに雄5匹が成虫になった。青紫色の羽を広げた大きさは12~13センチ。飼育小屋で、元気に飛び回っている。
7月中ごろからは成虫がエノキの葉に卵を産み付け始める。今年は約100匹が羽化するという。
「世間では新型コロナウイルスで大変ですが、自然の営みは変わらず、今年も美しい姿を見せてくれました」と大地さん。例年、希望者の見学を受け入れているが、今年は感染予防対策を求めている。
写真=クヌギの丸太に止まるオオムラサキ
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June 11, 2020 at 12:54PM
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青紫の森の宝石 国蝶オオムラサキが羽化 | ニュース - 両丹日日新聞
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