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Monday, June 8, 2020

「五平餅」は地域で違うの? たれは3種類、形もいろいろ - 岐阜新聞

 NHK朝の連ドラで一躍有名になった郷土食「五平餅」が好きです。平ぺったい形をよく見ますが、いろいろな形があるようです。たれも数種類あるのだとか。岐阜県の料理とてっきり思っていたら、隣の長野県や愛知県にもあるようです。「五平餅」についてもっと知りたいです。
(恵那市・30代女性)

 東濃地域では近代、農繁期の食事の一つとして親しまれてきたようです。「餅」といってもうるち米を使い、炭火でじっくり焼いて作ったといいます。

 「五平餅資料の決定版」とも呼ばれる元教員安藤利道さん(故人)の著書「五平餅味栗毛」にいろいろと書かれています。五平餅は「ごへいだ」「ごへい」などのさまざまな呼び名があります。食べられている地域は、長野県の木曽・伊那地方から岐阜県の東濃地方東部、愛知県三河地方にかけてです。形もさまざまで、中山道を境にして、北は団子形、南はわらじ形に大きく分かれ、細かく分けると10種類ほどあります。

 味の決め手となるたれも、みそ、しょうゆ、ミックスと大別して3種類。これも中山道を境に、北はしょうゆ、南はみそが多く、ミックスが点在しています。隠し味はポピュラーなのがくるみや落花生ですが、東濃らしくクロスズメバチの幼虫「ヘボ」も。

 名前の由来は、神社の「御幣」に似ているからなど諸説あります。創業63年の恵那市の老舗和菓子店「あまから」に伝わる資料によると、戦国武将の武田信玄と上杉謙信が争った16世紀中ごろの川中島の戦いで、兵の一人、美濃出身の五平という人物が疲れ果てた兵たちに振る舞ったとされます。とすれば、500年近い歴史がある計算。五平餅おそるべし、ですね。


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