「はい、次こちら向いてください」 カメラマンのリクエストにこたえ、自信に満ちあふれた表情でポーズをとる女性。雑誌の撮影?実はこれ、遺影を撮っているんです。 「いや~めっちゃうれしい!」 「おばあちゃんなんて撮ったって一緒やと言うてたんですけど、撮ってみて全然違うので」 「やっぱり、あ~よかったねって言えるような遺影の方がいいですよね。しんみりよりはね」 生きた証として、自分の姿をどう遺すのか。すでにこの世にいない人の思い出を、どのように記憶にとどめるのか。そして新型コロナウイルスの影響で変わりつつある弔いの形とは?いずれ必ずやってくる「死」へのそれぞれの受け止め方を取材しました。
自分らしい姿を遺したい
こちらは、大阪・梅田にある撮影スタジオ。緊急事態宣言が出されて以来、しばらく店を閉めていましたが、今ではフェイスシールドや消毒などの感染防止対策を取りつつ、撮影を再開しています。このスタジオには、ある写真を撮りに来る人が、あとを絶たないそうです。 中学時代からの友人という、女性2人。還暦の記念の撮影もかねて、スタジオを訪れました。 (Q. 今からご用意されることに、抵抗はないですか?) 「全くないです」 「きらきら輝いてる写真を飾ってもらえたらすごくうれしいです」 2人が撮影をしに来たのは、遺影。元気なうちに、一番輝いている瞬間の写真を撮ろうと、何度かお店を訪れています。 「この段階が一番好きかな。変身していく段階」
昔は自分で遺影を準備することは縁起が悪いとされていましたが、葬儀業者でつくる団体によると、今では積極的に自分の死に向き合い、事前に撮影をする人が増えているそうです。 (カメラマン)「そうそう、きれい!そのまま~そうそう。演じてますねえ!」 女性が自ら遺影を撮る理由の1つに、母親の葬儀の時の心残りがありました。 「(母が亡くなった時は)突然だったので、急に(遺影を)選ばないといけなかったので、ひょっとしたら母の意向とは違ったものだったのではないかなと」(遺影の撮影に来た女性) 「終活がブームになり始めた頃は、まだちょっとこっそり遺影写真と言ってこられる方が多かったんですけど、最近は全然隠す雰囲気はなくなってきてますね。周りの知り合いのお葬式に行ったら、もっといい写真があったやろって思うことが多いから、私はきれいなものを遺しておく、というのが多いです」(オプシス梅田店・青野蘭店長)
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July 14, 2020 at 02:53PM
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