27日、中京競馬場で神戸新聞杯(G2)が開催される。3着馬までに菊花賞(G1)の優先出走権が与えられるトライアルレースにフルゲート18頭が集結した。
過去10年の3連単の平均配当は1万6180円とかなり堅い傾向である。特に、昨年は700円というまさかの3桁配当だった。今年は圧倒的1番人気が予想されるコントレイルが出走することで、同様な結果に終わるかもしれない。小点数でしっかり仕留めることが重要になりそうだ。
先週、予想したセントライト記念(G2)は「〇→▲→◎」で決着。結果は堅いレースだったが、予想で挙げた5頭が掲示板を埋め尽くすという好内容だった。好調キープで今週も的中と行きたいところだ。「強力現場情報」をもとに、神戸新聞杯をハナビ杉崎が攻略する。
まず「◎」はコントレイル(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)だ。
無敗の2冠馬に不安材料は全くない。左回り、距離、稍重も経験済みで、疑う余地が見当たらないのが正直なところだ。
「夏は大山ヒルズで過ごして、トレセン帰厩後も順調に来ています。牧場のスタッフもかなり神経を使ったみたいですね。トモが発達して可動域が広くなり、かなりストライドが伸びるようになってきたようです。皐月賞(G1)で稍重の馬場を経験しているので、少々の馬場悪化ならこなしますよ。根本的な能力が違うので、3歳同士では抜けた存在です」(競馬記者)
ここを勝って無敗の3冠馬にリーチをかけることになるだろう。
次に「〇」はマイラプソディ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。
2歳時は世代トップクラスの評価を受けた1頭だが、皐月賞13着、日本ダービー(G1)9着と春は結果が出なかった。だが、ここで見限るのは早計だろう。
「ダービーは途中から動いて、最後までしっかり走り切っていたので手応えが掴める内容でした。じっくり乗り込んできて、休み明けを考えれば満足のいく仕上がりです。今回もチーク着用で挑みます。ポテンシャルの高い馬なので、スイッチさえ入れば好走必至です」(厩舎関係者)
日本ダービーは9着に敗れたとはいえ、3着ヴェルトライゼンデと0秒3差と着順ほど負けていない。これは初めて着用したピークチーシーズの効果と考えられる。
また、鞍上の武豊騎手は翌週にキーファーズがクールモアグループと共同所有するジャパンで凱旋門賞(G1)に挑戦する。同オーナーの所有馬で、出発前に弾みをつけたいところだろう。
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