日本ボクシングコミッションは12日、角海老宝石ジムの新人3選手のプロテストを東京・豊島区の同ジムで行い、飯村樹輝弥(22)=日大卒=、池側純(22)=大商大卒=、今優吾(20)=青森・弘前東高卒=がB級(6回戦)に合格した。
筆記、シャドーボクシング、さらにそれぞれが2ラウンドずつ組んだスパーリングを意欲的に行った3選手。名前と受験番号が入った「合格通知書」を誇らしげに手にした。テスト後には囲み取材に応じ、プロボクサーとしての「所信表明」を行った。
昨年度の日大主将だった飯村は「小5からプロでやっていく気持ちを持って、大学までボクシングに励んできた。今までの経験を生かして、先輩たちに追いつき、生意気ですけど追い越して、小さい頃からの夢である世界チャンピオンを目指したい」と意欲的。大商大で同じく主将だった池側も「選手とトレーナーの関係の良さや強い選手がいて練習環境が整っていることで、角海老宝石ジムに入った。合格して、ここからがスタート。一戦一戦重ねて、世界チャンピオンになる」と目標を掲げた。
今は高校卒業後、拓大に進学したが、プロになるために中退して角海老宝石入り。「プロでボクシング一本で頑張ろうと思う。日本、世界チャンピオンを目指します。同階級では身長が高い(176センチ)こともあり、スピードとパワーでは勝っていると思う」。今はバンタム級(53・5キロ以下)かスーパーバンタム級(55・3キロ以下)、池側もバンタム級、飯村はフライ級(50・8キロ以下)を主戦場にする予定だ。
角海老宝石ジムは、元WBC世界フライ級王者・小林光二(WBC世界フライ級王座)、元IBF世界スーパーバンタム級王者・小國以載ら4人の世界王者を輩出。8月にWBOアジアパシフィック・フライ級王座を獲得した山内涼太ら現役のチャンピオンが多数所属する名門。3選手がジムの輝かしい歴史に新たなページを刻むか注目される。デビュー戦は未定。会見の最後には、3選手を代表する形で飯村が「3人で盛り上げていきたい」と意気込みを示した。
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September 12, 2020 at 03:13PM
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角海老宝石の新人3人がプロテスト合格 飯村樹輝弥、池側純、今優吾 そろって「夢は世界チャンピオン」 - SPORTS BULL
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