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Tuesday, November 24, 2020

全く新しい現代アート!『流れる宝石箱』誕生秘話 - PR TIMES

ギャラリーやアートフェアで開催される現代アート業界の展示会では、通常キャンバスの上に描く絵画が主である。海外約8兆円と比較して日本国内では2.5億円ほどとマーケットが低迷する中、2020年はコロナ禍で和紙とデジタルを組み合わせた『流れる宝石箱』という新しい表現が誕生した。美術界からは「アートヒストリーにない全く新しい絵画」と注目を浴び、注文が相次いでいる。

制作者の新井文月について

幼い頃、原因不明の足の病気で歩くことができず、空想の絵を描く日々だった。絵を描いていると次第に足が治癒していく。多摩美術大学に進みストリートダンスに出会って以来、15年以上ダンスシーンで活動してきた。絵筆を執るときは自身でつくったプレイリストを再生し、音楽に合わせて踊りながら線を描いていく。今回、そうした中で3歳から40年の歳月をかけ『流れる宝石箱』が生まれるまでの誕生秘話について語る。

銀河の声をかたちにする

「ダンスの影響は大きいです。踊りのなかで素早くキレのある動きやピタッと止まるなどリズムが繰り返されますが、その流れは画面に表れます。自分のテンションが上がり、全身全霊で動けるときは完全な線になります。ただ思考や脳が先んじてしまうと、不要な線をたくさん描いてしまいます」。

踊ることで新井はイメージが降りるという。モチーフのなかには銀河文字と呼ばれる、古代・神代文字よりも根源的な文様が見られる。これは調和された銀河の意思を反映し、人類がお互いに理解しながら平和へと向かうメッセージだ。ひとつの文字には10万語の意味が集約されている。

銀河の希望

60 x 73cm 和紙にアクリル絵具、写真

新井の身体に合わせて生み出される線は集合し、流れるように画面全体に広がっている。以前は織田信長や月、富士山など具体的なモチーフを描いていたこともあるが、近年は線の動きを重視した抽象的な表現が多くなった。近作のタイトルリストを見ると、自然や人に対する賛美、葛藤、感謝、愛といった様々な感情や問いかけのような文言が並んでいる。 

「タイトルには『人はなんのために生きるのか』といった命題が込められています。これだけ科学が発達し、宗教にも歴史があるのに、いまだ地球では人々が争っています。この根本的な解決はアートのみができる役割です」。

おお、神よ、ここに居られましたか

80×65cm 和紙にアクリル絵具、写真

そこから支持体も変化していった。現在は和紙の上に描き、高解像度で撮影された太陽写真などをPCでレタッチし印刷して重ね、さらにその上から極薄の和紙を重ねて描くなど奥行きを出している。完成したアートは近くでみるとキラキラと輝いており、さらに和紙は1000年以上の耐久性を持つため保存にも適する。

 「『流れる宝石箱』シリーズは、見た人の魂を高揚させるべく闇と光・デジタルと伝統技術などを融合させて制作しています」。

常に光だ、常に愛だ、そして慈悲が生まれる

100×96 cm 和紙にアクリル絵具、写真

この制作方法は、アートヒストリーの観点からもまったく新しい。一見、相反するものを融合させる新井の思想はいつ頃生まれたのか。そのひとつの転機となった作品は《闇の絵》(2018)だった。

「ある出来事に対する怒りや悲しみの感情を描いていたら、画面のなかに自然と光が生まれてきました。闇が行き過ぎると光になるのではないか、と理解しました。闇と光、自然とデジタル、そうした両極端なものを合わせることが世界の調和につながるのではないかと」。新井はこれからの不透明な時代に対し、「多様性を尊重し、違いを超えて、ともに生きることがますます求められる」と続ける。

限界を感じた時、目の前に目指す道は出来る、顔を上げろ

330×225 cm 和紙にアクリル絵具、写真

コロナ禍ではギャラリーで発表の機会が無くなる中、あきらめずに調和への道を探し続けた。そうした中、新作『限界を感じた時、目の前に目指す道は出来る、顔を上げろ』が誕生した。

「新型コロナウイルスの影響が世界中で蔓延していますが、自宅にいながらも、きっと世界は良くなると信じてアートを制作しています。そのためモチーフは鳳凰です。鳳凰は英語圏で「Phoenix」、意味は再生。アフターコロナでは、これまで地球で過ごしていた人達が進化し、より皆が調和して生きれる時代へシフトすることを願っています」。

 「アートの力で自分にできることをつねに考えています。作品にふれることが誰かの生き甲斐に少しでもつながれば大満足ですし、届いた人にとって宝石箱のようにキラキラ輝くアートになれたら嬉しいです」。

未来に対して希望を捨てず、新井は制作を続ける。

制作中の様子

Information

株式会社アトリエ新井文月

新井文月は1977年群馬県生まれ。2015年にアトリエ新井文月を設立。「アートによって皆の心が弾み、豊かな心でお互いが調和して生きる世界に貢献したい」との思いからアートボランティア活動を継続し、2011年東日本大震災では被災地での似顔絵制作をきっかけに活動を拡大。石巻市の仮設住宅の壁に200mの龍をボランティア100名と一緒に描き、再生の象徴とした。主な展示に2014年「Flower Project」(在ニューヨーク日本国総領事館)、銀座ホワイトストーンギャラリーなど多数。2015年に「Arab Week 2015 Art Exhibition」に出展し日本アラブ友好感謝賞を受賞。

*『流れる宝石箱』の購入や問い合わせは、オフィシャルサイトよりご連絡ください。(流れる宝石箱・銀河文字は商標登録出願中)

新井文月 『流れる宝石箱』オンラインライブペインティング

絵画を中心とした現代アートを制作するアトリエ新井文月の代表/新井文月は2020年12月6日、都内ハマハウスにてオンラインライブペインティングを開催します。和紙とデジタルが融合した現代アートの全く新しい表現『流れる宝石箱』シリーズの制作風景が初公開されます。ぜひご視聴ください。

視聴URL:新井文月YouYube

料金:無料

会期:2020年12月6日 19:00~ 20:00

会場:Hama House (ハマハウス)

住所:東京都中央区日本橋浜町3-10-6

*ライブペインティング取材希望の方はオフィシャルサイトよりご連絡ください。

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November 25, 2020 at 09:45AM
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