食肉店に宝石?!フランス2度目のロックダウンで小売店の秘策とは
気温2度と冷え込んでいますが、ようやく本格的にクリスマス商戦が始まって熱気に包まれつつあるパリです。以前、この番組でもお伝えしたおもちゃ販売店も再開。年間で1番の稼ぎ時を前に生活必需品ではないとして営業が禁止され、一時先行きが心配されていたわけですが、家族連れなどでにぎわっていました。
「クリスマスプレゼントが買える日をずっと待っていたので、今日は1日買い物をします」(客)
フランス政府は国民感情も配慮して、「クリスマス前」に小売店再開を決めたとみられます。しかし、政府の許可を待たずとも、それぞれの小売店は2回目のロックダウンという危機を乗り越えようとしていました。
例えばこちら、パリ市内にある生花店です。花は生活必需品では無いとされて、本来、店は営業できなかったはずですが、やっていました。店の中にニワトリが飼われたりしていますが、開業できているワケは、この「ペットフード」にあります。実は、生活必需品として販売が許されるペットフードを売る店として新たに商業登記を行い、「ペットフードと花を売る店」になっていたのです。
Q.アイデアではありますが、ルールの抜け道ではないかとも感じてしまいます。商業登記しているということは法的には問題無いということですか?
問題ありません。ペットフードとともに花を売っても規制対象ではなく、法的にも問題ありません。あくまで行政への登録ができればの話ですが、ずる賢く抜け道を見つけたというよりは、店側が1回目のロックダウンの苦い経験から見出した一つの生き残り戦略といえます。実際、花だけ買って帰る人もいるなど客側も受け入れています。
また一方、こちらの食肉店にあるショーケース。中にはネックレスなどの宝石類が入っています。「豚に真珠」とは言いますが、「食肉店に宝石」という不思議な組み合わせ。実は、すぐ近くにある宝石店が生活必需品ではないとして営業できなかったので、食肉店が空きスペースを提供し、展示された宝石に興味を持った客がいれば注文できるようにしていたのです。
「今のところ、5つの宝石が売れました。大したことないように思いますが、クリスマスの時期に宝石店のことを忘れないためですね」(食肉店 ラ・ブシェリーグルマンド ロマン・ラクロワさん)
29日の新規感染者は1万人を切り、徐々に減りつつありますが、感染を抑えつつ生活を成り立たせようとするフランスの小売店のしたたかさと逞しさを見た気がします。
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November 30, 2020 at 12:26PM
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