『鬼滅の刃』の勢いがとどまるところを知りません。映画の興行収入はついに300億円を突破し、302億8930万7700円に(12月14日現在)。歴代興行収入第1位の『千と千尋の神隠し』(308億円)を超える瞬間も目前と言ってよいでしょう。この鬼滅の刃ブームを後押ししているのは、なんといっても熱い女性ファンの存在。彼女たちは映画のストーリーのキーマン「煉獄杏寿郎」を興行収入300億円の男にしよう! と日夜奮闘してきたのです。
煉獄さんを「300億の男」にするために
20代の会社員Aさんは、映画『鬼滅の刃 無限列車編』が公開されてから週末は必ず映画館に足を運び、映画を鑑賞してきました。 「もともと鬼滅の刃が好きで、その中でも煉獄さんが好きで…。なので、動く煉獄さんを何度でも見たくて…」 そんな彼女に今まで何回映画を鑑賞したのか聞いてみると「もう、6回乗車しました」とニッコリ。Aさんいわく、劇場版は観終わった後にまたすぐに観たくなるような素晴らしい作品だということ。 「じゃないと、いくら人気があるからってここまで大ヒットしませんよね。私も乗車するたびに、新しい気づきや感動があって…何度見ても見飽きることがありません」 そんな彼女も「煉獄杏寿郎を“300億の男”にする」という目標を胸に情熱を燃やしてきた一人。 「煉獄さんは、映画界に一つの金字塔を打ち立てるのにふさわしい素晴らしい男性。歴史に名を残す大ヒット映画になれば、きっとこれから何十年も、鬼滅の刃は語り継がれていきますよね? そうなるにふさわしい映画だと思うんです。それに、私が少しでも貢献できたらうれしいな」 煉獄杏寿郎の名前を映画史に刻むために、上映が続く限りAさんは映画館に足を運ぶつもりだそうです。
『鬼滅の刃』が経済を明るくする
ところで、『鬼滅の刃』はいったいいつから人気に火が点き始めたのでしょうか? アニメグッズ専門店「アニメイト」によるアニメ情報配信サイト「アニメイトタイムズ」が行ったアンケートによると、「鬼滅の刃を知ったきっかけはアニメ」という人が最多。少年ジャンプの人気連載漫画だった『鬼滅の刃』はアニメ化されたことで広く認知され、人づてでじわじわと人気が高まってきたようです。 そんな鬼滅の刃は経済効果も抜群。経済界では鬼滅の刃がもたらすさまざまな経済的恩恵を「キメツノミクス」と呼んでいるのだとか。 特筆すべきはコラボグッズの多さ。缶コーヒーや回転寿司チェーン店などの有名どころのほかに、文具や衣料品、果ては羊羹まで…。効果の全容を把握するのが難しいほどコラボ商品やキャンペーングッズが数多く展開されており、経済波及効果はなんと2千億円にのぼるというのですから驚き! しかも鬼滅の刃のスゴイ点は、日本がコロナ禍の真っただ中にある今、この記録を打ち立てていること。外出自粛や今後の収入への不安から買い控えの傾向もある中で、鬼滅の刃関連のグッズや商品は例外中の例外。「出せば売れる」、まさに鬼滅無双状態なのです。
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