◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン 初日(28日)◇トーリーパインズGC(カリフォルニア州)◇サウスコース(7765yd)、ノースコース(7258yd、いずれもパー72)
初日119位の出遅れは8回目の出場で最も悪い。予選で回る2つのコースのうち、難度の高いサウスコースが相手とはいえ、松山英樹は精彩を欠くプレーを嘆いた。前半11番のボギー先行から苦しい展開で「74」の2オーバー。ノースコースでの2日目に望みを託した。
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2週前の「ソニーオープンinハワイ」を終えてから、体の数カ所を痛めていたという。オープンウィークは回復に努め、今週はゴルフを再構築。序盤はティショットが右に曲がる場面が多く、イーブンパーで終えた前半インでフェアウェイキープ成功は17番だけだった。
折り返し後の2番から2連続ボギー。左サイドが太平洋に面した4番でさらに状況が悪くなった。第1打を右サイドのバンカーに入れ、レイアップを挟んで3オンさせるが、4mから3パットのダブルボギー。「(コースが)タフだけど、自分の状態が上がってこないのが結果に表れている」と受け止めた。
5mのパットを強気に沈めた5番から2連続バーディ。大崩れさせなかったが、6番(パー5)で見せた、深いラフからUTで2オンさせたショットについても「良かったけれど、フェアウェイからしっかり打てるようにしたい」と、ベース部分での状態の悪さを気にした。「最初なかなかショットが思うように行かず、最後までその感じが残ってしまった」
巻き返し必須の第2ラウンドは、この日平均スコアが「69.449」だったノースコース(サウスは「73.167」)。この日の晴天とは一転、悪天候の予報が心配でもある。「ノースでもコースは簡単ではない。でも、しっかり良いプレーができればスコアは伸びると思うので頑張りたい」と前を向いた。
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