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Friday, January 29, 2021

初日オーバーパーから通過は8人 松山英樹が大会ワースト発進もカムバック - ゴルフダイジェスト・オンライン

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◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン 2日目(29日)◇トーリーパインズGC(カリフォルニア州)◇サウスコース(7765yd)、ノースコース(7258yd、いずれもパー72)

松山英樹がカムバックを決めた。出場8回目で自己ワーストの119位という前日の出遅れを7バーディ、3ボギーの「68」でカバー。通算2アンダー40位とし、今大会初日にオーバーパーをたたいて予選を通過した8選手のうちの1人となった。

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4番、6番とセカンドショットの距離感を合わせてバーディ先行。322ydと短いパー4の7番も獲って早々にトータルアンダーパーまで持っていった。「ショットは全然良くなかったけど、前半の途中、7番くらいまでパッティングが良かった。そこでスコアを3つ伸ばせたのは大きかった」と振り返る。

グリーンを外した8番(パー3)でこの日最初のボギー。パー5の9番ではバーディパットがカップの左を抜けた。比較的易しいとされるノースコース相手とはいえ、天候も荒れた後半。「この天気だから、4アンダーにはならないだろうと思ってやっていた」。最終的に通算1アンダーとなったカットラインを冷静に見極めていた。

折り返しの10番(パー5)から4ホールで3バーディ。11番ではチップインを決め、13番では長いバーディパットが最後のひと転がりでカップの底を鳴らした。

終盤は一進一退のプレーとなったが、ボギーとした最終18番も段を上る長いパーパットのタッチはしっかりと合っていた。「そこ(ロングパットの距離感)はそこまで狂うこともなく、最後もあんまりいいパッティングではない中でも合っているというのは、少し良くなってきている証拠かなと思う」と一定の評価も口にする。

首位とは7打差。「そこまで期待ができるゴルフはしてないけど、一日経てば全然変わることもあるし、何か思い出すこともあると思う。考えてないと(きっかけは)出てこないと思うので、考えて過ごしたい」。6月に「全米オープン」開催を予定しているメインのサウスコースと再び対峙する週末へ、集中力を高めた。

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