阪神に新加入したチェン・ウェイン投手(35)が30日、甲子園球場横の室内練習場で入団会見を行った。

チェンは「阪神という歴史のあるチームに入団できたことをうれしく思っております」と話し、リーグ3連覇を狙うライバル巨人に対して「巨人戦というのはみなさんが思っている最大の敵。巨人を倒すのが一番の目標。できるだけチームに貢献できるように頑張っていきたい」と闘志を燃やした。

矢野燿大監督とも対面し「監督の期待を裏切らないようにやっていきたい」と話した。初めての関西生活で楽しみにしていることについて問われると「コロナの関係で難しい、チームのルールを守りながら、もし可能であるならばお好み焼きを食べてみたい。米国でも大好きだった」と、答えた。

台湾出身のチェンは04年から11年まで中日でプレーし12年からメジャーへ。昨年9月にロッテへ入団し日本球界に復帰した。今季は阪神と契約。今月14日に来日し、政府の方針に従って2週間の自宅待機で自室でのトレーニングを続けていた。この日は甲子園室内でキャンプへ向け調整を行った。