ここ1年で、服というモノが担う役割は大きく変わったようだ。人前に出る機会が減り、自分自身と向き合う時間が増えた結果、生活を邪魔しない程良い機能性や自然体でいられるためのリラックス感が重要視されるようになった。“自然体”というのはジェンダー的な面でも同様で、人目を気にする必要がなくなった分メンズ、レディースという区切りも曖昧になっているような気がする。
この春『センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ』から生まれた新ブランドは、そんな時流を巧みに汲み上げて形にしたもの。その詳細を、少し掘り下げてみよう。
我々のライフスタイルに“水(=uisce)”のように馴染み、“細胞(=cell)”にまで浸透、当たり前のようにそこにあることを目指している『ユイセル センスオブプレイス』。展開されるウェアはどれも、軽快であったり、速乾性に優れていたり、あるいはモバイルバッテリーがすっぽり入るようにポケットが設計されていたり……、自然な形で便利な機能が落とし込まれている。しかしそれらは決してオーバースペックではなく、あくまでスタンダード。あくまでライフスタイルウェア。この等身大の感じが、ブランドの目指すところだ。
デザインもラインアップのほとんどがジェンダーレスを前提としているため、メンズウェアとしてはどこか新鮮に映る。しかし、カラーもディテールもミニマルにまとめられているため、いつもの着こなしに取り入れるのはたやすい。『センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ』譲りのコストパフォーマンスもあり、手に取りやすい価格に抑えられているのもうれしい限りだ。
街で着ても良い、持ち前の機能性を生かしてちょっとしたアウトドアに持ち出すのも良いし、もちろん家で楽しむのも良い。パートナーとのシェアだって、自然な形で行える。そんな『ユイセル センスオブプレイス』は2月26日(金)より、『センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ』各店舗にて販売開始(※一部店舗を除く)。公式オンラインストア、ZOZOTOWNでも取り扱いがあるため、まずは気軽に、その世界観に触れてみてほしい。
からの記事と詳細 ( センスオブプレイスが示すジェンダーレスの形。“今”に寄り添う新ブランド、始動 | メンズファッションマガジン TASCLAP - TASCLAP )
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