テレビ熊本
コロナ禍の中、結婚式ができなかったカップルたちが参加し、巨大なハートをピンク色に染めるプロジェクトです。 ハート形に見える山鹿市の山肌に、サクラの木が植樹されました。 急こう配な山肌で、仲良く苗木を植えるカップルたち。 バレンタインデーだったこの日、山鹿市菊鹿町で、およそ３０組の夫婦などが、２００本の桜の苗木を植樹しました。 この山鹿市菊鹿町の山肌は、国が管理する国有林で、２年ほど前に樹木を伐採したところ、偶然にもハートマークの形が出現。 【男の子】 「すげぇ～逆から見るとお尻の形」 時間帯や見る角度によって、巨大なハートマークに見えることから、地元ではちょっとした話題となっていました。 【熊本森林管理署 川畑充郎 署長】 「結婚式等を挙げられなかったカップルに、ご参加いただければと思っています」 熊本森林管理署では、このハートマークを、ピンク色に染めようと計画。 この日は、コロナ禍で挙式ができなかったカップルを募集し、１・５ヘクタールの山肌で、サクラの植樹作業を行いました。 【参加したカップル２組】 「楽しみです。今から。こんな作業に関われるってないから、一生残るところが良いなと」「毎年（桜が）どれくらい育っているかなと思って見ると思います」 コロナ禍に負けじと愛の力を結集させたこのハートマーク。 熊本森林管理署によりますと、およそ１０年後の春には、ピンク色に染まる予定ということで、「恋人の聖地になることを期待している」としています。
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