身体、精神に負担も
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、大学におけるオンライン授業が浸透している。だが、その結果、大学生の通学日数が減少し、思い描いていたキャンパスライフを送ることができない状況が続いている。
パソコン(PC)メーカーのデル・テクノロジーズが三月、全国の大学生千百八人に調査したところ、回答者が通う大学の98・1%がオンラインで授業を実施。対面とオンライン授業を併用している大学は58・3%を占めている。だが、オンライン授業は、学生に負担をかけているようだ。
オンライン授業のデメリットとして上位に挙がったのが、「身体的疲労を感じる」「課題が多い」「友人に会えない」で、いずれも半数以上を占めている。また、「孤立感がある」「集中しづらい」といった精神面の課題も、四割以上を占める結果となった。
とはいえ、学生たちはオンライン授業を完全に否定しているわけではない。
オンライン授業のメリットでは、「場所を選ばず学習できる」が70・3%と最も多く、次いで「自分のペースで学習できる」の63・2%、「通学や移動時間を有効活用できる」の62・2%の順で、自由度の高さを理由に挙げている...
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