フジテレビの伊藤利尋アナウンサー(48)が15日、MCと進行を務める同局系『バイキングMORE』に出演。同日発売の『週刊文春』で報じられた、同局女性アナウンサー数人のステルスマーケティング疑惑報道について釈明した。
報道では、女性アナウンサー数人が都内の美容室でヘアカットなどを無料でしてもらった代わりに店のSNSにヘアカット後の写真を掲載。宣伝に協力するなどの行為があり、ステルスマーケティングに当たるのではないかなど、関係者の話を交え伝えた。
番組では同報道をニュースとして取り上げ、伊藤アナは「私の仲間でもあるフジテレビのアナウンサーが、こうして世間をお騒がせしていることをまずはお詫びしたいと思います」と謝罪。同局が出した「事実関係の詳細については現在確認中ですが、いわゆるステルスマーケティングに該当する行為はないと考えております」とのコメントを報告した。
MCの坂上忍が「ステマに該当する行為がないんだったら、謝罪はなんでするの? それはやっぱ、倫理の問題?」と聞くと、伊藤アナは「もちろん謝罪はお騒がせしていることについて。これはもう事実、われわれの仲間がこうして週刊誌で報じられているという、この事実に関してお詫び申し上げたいと思います」と説明。続けて「事実関係については確認中ですし、ステルスマーケティングに該当する行為というのは弊社としてはないというふうに考えております」とした。
坂上は伊藤アナに迫りつつも「自局で起きたことこそ逃げないのが一番、視聴者に対する信頼だと思う」と話しつつ「(文春砲)第2弾ないんですね?」と念押し。伊藤アナは「私もそう思いますし、お騒がせしていることについては管理職の一人としてお詫び申し上げたいと思います」と改めて頭を下げていた。
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