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Friday, May 21, 2021

富田 パラ初代表確実、男子400自由形「本番まで努力を続けたい」 - スポニチアネックス Sponichi Annex

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競泳 ジャパンパラ大会第1日 ( 2021年5月21日    横浜国際プール )

富田宇宙
Photo By 共同

 東京パラリンピックの代表選考会を兼ねて21日に開幕し、男子400メートル自由形(視覚障がいS11)で富田宇宙(32=日体大大学院)が4分33秒26で派遣基準記録をクリアして初代表を確実にした。男子200メートル自由形(運動機能障がいS4)では5大会連続出場が懸かる鈴木孝幸(34=ゴールドウイン)が2分57秒35で派遣基準を突破。男子100メートル平泳ぎ(知的障がい)では代表に内定している山口尚秀(20=四国ガス)が1分4秒00で自身の世界記録を更新した。

 富田は優勝すればパラ代表に内定した19年世界選手権の2種目で銀メダル。「絶対に一番に内定を獲得するという思いで臨んだ」と全種目を通じて予選2レース目で内定を決めた。コロナ下で開催が危ぶまれる状況に「五輪やパラリンピックの意義、思いがなかなか伝わらなくて」と声を詰まらせる場面もあった金メダル候補。決勝ではタイムを落としたが「本番まで記録の更新を目指して努力を続けたい」と誓った。

 ≪男子200自由形、鈴木が5大会連続出場≫男子200メートル自由形(運動機能障がいS4)で、鈴木孝幸が5大会連続出場を決めた。決勝では予選から8秒07縮め「これぐらい出したいなというのはクリアした。しっかり派遣基準を切って代表に内定したかった」とベテランらしく結果につなげた。自己ベストより4秒遅いものの、本番に向け「調整していけば上がっていくと思う」と強調。08年北京大会以来の頂点を見据え「金メダルを目指して頑張りたい」と訴えた。

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