東京オリンピック(五輪)代表の「カツオ」こと松元克央(24=セントラルスポーツ)は、48秒47を出して優勝した。4月の日本選手権で記録した自己ベストまでわずか0秒10差に迫る泳ぎを披露した。

予選は11組4レーンに登場した。50秒98の同組4着で決勝に進出していた。

22日は本命種目の200メートル自由形に出場した。予選は1分51秒27。決勝は1分46秒87で1位だった。東京五輪の予選を想定して、ラスト50メートルで得意のラストスパート「追いがつお」を発動。「なるべく力まずに楽に予選を通過できるように。そういうイメージをつなげたいと思った。ただこのタイムだと予選落ちするけど」と話した。鈴木コーチも予選通過ラインについて「1分46秒台前半か1分45秒台じゃないと厳しいかなと思う。2年前の世界選手権よりもレベルは上がっている」とした。なお松元の日本記録は1分44秒65。

今後はジャパン・オープン(6月3~6日、千葉)に出場して、その後は長野・東御市で準高地合宿を行う予定となっている。

今大会は日本代表活動の一環として出場していた。