レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスが2021年FIA-F1世界選手権第9戦オーストリアGPに先立って抱負を語った。
支配的な強さでレッドブル・リンクでの第1レースを制したフェルスタッペンは同一コースでの2連戦に際し、メルセデスを含むライバルが先週末のデータを元にパフォーマンスを上げてくる事は間違いないとして警戒を怠っていない。今週末のレースで表彰台に上がれば通算50回目のポディウム、勝てば通算15回目の優勝となる。
一方、キャリア通算200回目の記念レースを迎えるペレスは、第1レースの週末を通して自身が改善しなければならない点が分かったとして、ピットロスによって僅差で逃した表彰台の雪辱に自信を示している。
Red Bull Honda:オーストリアGPに向けて
マックス・フェルスタッペン楽観視できない
先週末のホームレースでの優勝はチーム全体の努力の賜物だし本当に満足しているけど、誰もが各々の課題から学んでくるだろうし、タイヤのコンパウンドも1段階柔らかくなるわけで、今週も同じような結果を楽観視する事はできない。
確かに僕らは本当にポジティブにレースを戦う事ができたけど、常に改善の余地はあるものだし、同じコースでの連戦ともなれば尚更で、僕としては今週末はより接近した争いになるものだと思ってる。
チーム内の誰もが自分たちのことに集中し、改善を目指してプッシュし続けている。これこそF1って雰囲気で良い感じだよ。全員が高いモチベーションを持ってパフォーマンスを向上し続けていくことはタイトル争いにおいて凄く重要なことだしね。ドライバーの僕としては、週末ごとに先頭に留まれるよう全力を尽くしてドライブするだけだ。
今の僕らのパッケージは本当に素晴らしいけど、シーズンはまだまだ凄く長いから、あらゆる面においてトップに立ち続けられるよう改善し続けなきゃならない。
セルジオ・ペレス改善すべき点が分かった
通算200回目のレースだなんて信じられないね!
2週連続で同じ場所でレースができるから、クルマへの理解が深められるし楽しみだ。先週のレースで凄く参考になる事があって、自分にとって改善すべき点が分かったしね。コンパウンドの違いがパフォーマンスや戦略にどれだけ影響するのかも興味深いところだね。
今週末はより上手くやれると思うし、ホームレースで表彰台に上ってチームのために多くのポイントを獲得することができれば、本当にスペシャルだと思う。
先週末に第1レースとして行われた第8戦シュタイアーマルクGPではマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がポール・トゥ・ウインを飾り、2位にルイス・ハミルトン(メルセデス)、3位にバルテリ・ボッタス(メルセデス)という結果だった。
オーストリアGPの舞台は先週末と同じ全長4.3km、11コーナーを持ち3つのDRSゾーンが設けられるレッドブル・リンクだが、持ち込まれるタイヤが1段階柔らかくなり、C3、C4、C5が供給される他、限定入場であった前回とは異なり観客が総動員される。
F1オーストリアGPは、日本時間7月2日(金)18時30分からのフリー走行1で幕を開ける。
からの記事と詳細 ( 好敵手の前進予想するフェルスタッペン、200戦目のペレスは「改善点が分かった」と表彰台を視野 / Red Bull Honda F1オーストリアGP《preview》2021 - Formula1-Data )
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