昨年7月の熊本豪雨では、川沿いの指定避難所で浸水被害が相次いだ。熊本県内の被災自治体は見直しを進めたが、適地が少ない山間部では、浸水や土砂災害の恐れがある区域内の施設を指定したケースもある。安全な避難所をどう確保するか-。専門家は、民間や他自治体と連携する「新しい避難の形」を提唱する。
6月中旬、球磨村神瀬の多目的集会施設には、乾いた泥が建物内に堆積したままになっていた。村の指定緊急避難所だったが、昨年の豪雨で近くを流れる球磨川の支流・川内川が氾濫。1階部分が水没し、避難した住民が二次避難を強いられた。
熊本豪雨では球磨川流域にあった同村と八代、人吉両市の指定緊急避難所7カ所が浸水。いずれも洪水時の浸水想定区域にあった。3市村は被災後、高台の別の施設に移すなど、避難所の指定を見直した。...
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