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Friday, October 29, 2021

大谷翔平に最大“12冠”の可能性も… 選手間MVPで6冠目、今オフ残された賞レースは? - Full-Count

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選手間MVP、ア・リーグ最優秀野手の2部門に選出されここまで“6冠”

 エンゼルスの大谷翔平投手が“オフの主役”になりそうだ。選手間投票で選ぶ「プレーヤーズ・チョイス・アワード」では年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」とア・リーグ最優秀野手「アウトスタンディング・プレーヤー」の2部門に選出。これまで“6冠”となっているが、今後も多くの賞を獲得することが濃厚だ。

 これまで大谷は上記を含め大リーグ機構から「コミッショナー特別表彰」、米専門誌「ベースボール・ダイジェスト」の野手部門の最優秀選手、米誌「ベースボール・アメリカ」の年間最優秀選手、米誌「スポーティングニュース」が選ぶ年間最優秀選手「MLBプレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に選出されている。

 今オフに最も注目されるのはア・リーグMVPだが、この後も栄誉ある賞が目白押しとなっている。最終候補に名を連ねる卓越した打者をファン投票などで選出する「ハンク・アーロン賞」、打撃のベストナインに相当する「シルバースラッガー賞」、そして年間で最も活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」などある。

 その他にもメジャーリーグで2005年から選手表彰となった「カムバック賞」にも期待がかかる。トミー・ジョン手術からの投手復活、左膝手術明けとなった短縮シーズンの昨季は44試合に出場し打率.190、7本塁打24打点。故障と不振から復活を果たした今シーズンの活躍は目を見張るものがある。

 サイ・ヤング賞の可能性は低いが米メディアからは投打の二刀流で9勝をマークした成績を評価する声も度々上がっており、残りの主な賞レースは6つ。仮に全てを獲得することになれば最大で“12冠”。歴史的シーズンを過ごした大谷の凄さが分かるオフになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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