二次元バーコードを使った宗像市内の周遊企画「ドライブスタンプラリー」が現在、宗像観光協会主催で行われている。
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新型コロナウイルスで大きな影響を受けた市内の観光事業。元々つながりのあったJAFが行っていたスマホを活用した施策に、非接触の新しい観光プロモーションの可能性を感じた同協会が予算を調整して実施にこぎ着けた。市内の名所や店に設置した二次元バーコードにスマホをかざしてスタンプ2つをためると、参加施設で使える2,000円分の共通商品券が当たる抽選に応募できる。複数当選可能で、最高1万6,000円分の共通商品券が当たる可能性もあるという。
世界遺産を含む歴史ある観光スポットに訪れた観光客に市内を回遊する機会をつくることで飲食店などへの経済効果を狙った同企画。今回は観光客がどのような場所に回遊するのかのデータも取る効果検証の役割も担う。データが取れるデジタル施策は今回が初めて。同協会の稲田事務局長は「これまで感覚で行ってきた施策に対してどこを強化すべきか、といったことも検討できることに期待している」と話す。
「期間中に何度か宗像に訪れる機会をつくりたい。宗像は年末年始の寺社仏閣への観光客も増えるので、そこにうまくつなげられたら。事業者ごとに利用者数データが分かるので、うまくいっているところのやり方を参考に、期間中の支援や施策終了後に次の施策にどう生かすかを考えていきたい」とも。
2022年1月30日まで。
からの記事と詳細 ( 宗像を巡るコロナ禍の新しい観光の形 スマホでドライブスタンプラリー - 熱海経済新聞 )
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