任期満了に伴う糸島市の市長選挙は３０日に投票が行われ、現職の月形祐二氏が３回目の当選を果たしました。
糸島市長選挙の開票結果です。
月形祐二（無所属・現） 当選 ３万２６４４票。
岸塚由将（無所属、新） ９１７２票。
自民党と公明党が推薦した現職の月形氏が新人を抑えて３回目の当選を果たしました。
月形氏は６３歳。
衆議院議員の秘書などを経て、平成１５年から県議会議員を３期務め、８年前の市長選挙で初当選しました。
糸島市は人口およそ１０万。
新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受ける観光業の立て直しのほか、少子高齢化対策などが課題となっています。
３回目の当選を決めた月形氏はきょう発熱があったため新型コロナウイルスの抗原検査を受けたところ陽性となり、事務所に姿は見せず、コメントを出しました。
月形氏はコメントで「まずはコロナの収束に全力をそそぐ」とした上で「今後も予想される大規模災害にも対応できる安全安心の拠点を整備するとともに、人とまちの魅力が輝く豊かさ実感都市を実現していく」としています。
投票率は５１.２２％で、前回・４年前の選挙を５.９６ポイント下回り、過去最低となりました。
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