川崎戦で2得点を挙げた仲川 [写真]-金田慎平
23日に行われた明治安田生命J1リーグ第9節、横浜F・マリノスvs川崎フロンターレは、エウベルと仲川輝人の2得点ずつで、横浜FMがリーグ連覇中の川崎に勝利した。
開幕戦のセレッソ大阪戦で1得点を挙げた仲川輝人。川崎戦は右サイドからのクロスをニアに走り込んでのダイレクトシュートと、ペナルティエリア外の左45度から放った鮮やかなミドルシュートだった。「開幕戦で得点が取れて気持ち的にホッとしたことと、自信もつきました。前半はチャンスのなかった時間が多かったですけど、後半は相手も疲れが出るし、自分たちのやり方として後半に点が取れる確率が高いと思っています。開幕戦の勢いをそのままフロンターレ戦にぶつけられたのが良かったです」と勝利を振り返った。
今季は左ウイングでの起用が続く仲川はC大阪戦後、「シュートまで持っていく形をチームとしても個人としても増やすことが必要と考えている」「(2019年に得点王となったときの)感覚が戻ってきている」と話していたが、川崎戦での自身1点目は初戦同様に逆サイドからのクロスに飛び込む形となった。「取るポジションがいいと、ボールも自然と来ます。ダイレクトでDFとGKの間に出す約束事はボス(アンジェ・ポステコグルー前監督)の頃からそうですし、ケヴィン(マスカット)監督でも継続している」と話せば、アシストしたエウベルも「マリノスの形が見えたと思う」と得点の形への手応えを口に。
仲川の2点目はシュートからゴールインまで会場の空気が止まったかのようなゴラッソだったが、自身も「時が止まったような、『入っちゃった』という感じだった」と喜ぶ一方、「欲を言えばハットトリックしたかった気持ちもありましたけど、自分も少しずつ体力が減って、パワーがなくなっていたことを考えて監督も代えたと思います。最後の10、15分で踏ん張れるパワーをつけていければ」と、さらにコンディションを上げて、得点を量産したい姿勢を見せている。
リーグ連覇中の川崎を相手に4得点を奪っての勝利となったが、仲川は「開幕戦でも先制点を取られ、厳しい状況の中で試合をしていることを考えると、今後は厳しくなる展開も増えると思います。先制して主導権を握る試合をしないと、この先の上位、チャンピオンにはなれないと思っているので、そういった試合をしないといけないと思います」とチームとしての戦い方の反省点を述べるとともに、個人としても「2点目のカットインもそうですが、中も外も脅威になる姿勢を出すことをしていかないと難しくなると思うので、そこは課題としてやっていかないといけない」と、気を引き締めている。
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