北京五輪のスノーボード・ハーフパイプ(HP)は、河北省張家口の雲頂スノーパークで9日に男女予選が行われる。8日にはスタートリストが発表され、男子で五輪2大会連続銀メダリストの平野歩夢(23=TOKIOインカラミ)は、25人の1番手で登場することが決まった。
その他の男子日本勢は、W杯通算2勝の平野流佳(19=太成学院大)が2番手、昨季世界王者の戸塚優斗(20=ヨネックス)が3番手で登場。いきなり日本の3人が連続で滑ることになった。平野歩の弟、海祝(19=日大)は11番手で登場する。
気になる海外のライバル勢は、今大会を最後に引退する五輪3度の王者、ショーン・ホワイト(35=米国)が23番目に登場。先月の冬季Xゲームを制したスコット・ジェームズ(27=オーストラリア)は日本の3人に続く4番手で登場することになった。
男子に先駆けて行われる女子は、冨田るき(20=チームJWSC)が9番目、小野光希(17=バートン)が10番目、今井胡桃(22=プリオホールディングス)が11番目、冨田せな(22=アルビレックス新潟)が16番目に決まった。2連覇を狙う女王クロエ・キム(21=米国)は2番手で滑る。
ハーフパイプ予選は2回の試技のベストスコアで争われ、男女それぞれ上位12人が決勝に進出する。女子が10日、男子が11日に行われる決勝は、3回の試技のベストスコアで争われる。
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