メジャー5年目を迎えるエンゼルスの大谷翔平投手(27)が14日(日本時間15日)、米アリゾナ州テンピの球団施設でキャンプ初日を迎えた。
日米合わせスチールカメラ10台、テレビカメラ7台、報道陣約30人が見守る中、ウォーミングアップ、「壁当て」のルーティンをこなすと、ブルペン捕手とのキャッチボールでは塁間の距離で力強いボールを投げ込んでいた。
その後、午後に「フィールド4」で行われたフリー打撃では43スイングで柵越え8本。バックスクリーン右横を突き抜ける推定飛距離140メートルの特大弾を放つなど順調な調整ぶりをアピールした。
午前7時40分にキャンプ施設入りした大谷。グレーのウインドブレーカーとえんじ色のバットケース、帽子を後ろ向きに被り、水原一平通訳とともに施設内に入った。
当初は2月16日にキャンプイン予定だったが、労使交渉長期化の影響で大幅にずれ込み、26日遅れでのキャンプスタートとなった。18日(同19日)にオープン戦が開幕。4月7日(同8日)に本拠地で迎える開幕・アストロズ戦では開幕投手の最有力候補に挙がっている。
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