で、1stアルバムで言うのもなんだが、これ、完成形だと思う。柳田周作の艷やかな声が、キャッチーでドラマチックなメロディを形にし、ヘッドホンででかい音で聴くとどうにかなりそうな、高密度のアレンジメントでそれを包む――というのが、このバンドの基本フォーマットであり、初期は複雑に、その後はシンプルに、そして再度ちょっと複雑になりつつ、それを突きつめてきた終着点が本作ではないか、という気がするのだ。その自覚があったから、20曲というボリュームで記録しておきたかったのではないか、という気もする。このアルバムを携えてのライブも楽しみだし、その後もさらに楽しみ。(兵庫慎司)
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