女子400メートル自由形は、難波実夢(みゆ、近大2年)が4分7秒43の大会新で2連覇した。4分13秒02で予選トップに立ち、流れに乗った。

昨年は小堀倭加(日大=当時は3年)と4分7秒96の同タイム大会新で優勝を分け合った。小堀は3連覇、難波は初優勝だったが、今回は難波が制した。

難波は150メートルでトップに立つと、次第にリードを広げた。終わってみれば2位の小堀に2秒30の大差をつける圧勝だった。そして、会場を埋めた選手団から大きな応援を受けてのレースに難波は「なつかしい気持ちで泳げた。この後も少しでもチームに貢献できるように頑張る」と笑顔の中にも気を引き締めていた。

東京オリンピックでは、小堀が予選で4分5秒57の学生新をマークするも、全体11位で決勝進出を逃し、難波は4分13秒49で20位に終わっていた。