ヤクルト・嶋基宏捕手兼任コーチ補佐(37)と内川聖一内野手(40)が28日、神宮球場内で記者会見を開き、今季限りでの現役引退を発表した。嶋は家族への思いに涙し、楽天時代の恩師の名を挙げ「野村監督のように名将と言われるような指導者になっていきたい」と〝野村イズム〟の継承を宣言。NPBでの現役引退を明かした内川は父・一寛さんとの思い出を振り返り、野球への恩返しを誓った。
笑顔で22年間のプロ野球人生を振り返った。内川が今季限りでNPBの現役引退を表明。通算2185安打を誇った稀代のバットマンが引き際に至った経緯を明かした。
「ヒットを打つために一生懸命打撃を作ってきたけど、最近の野球界はホームランを打つための打撃をして、ヒットを打つという形に変化してきていると思う。その変化に対応しきれなくなってきた」
親子で歩んできた野球人生だった。高校野球の指導者である父・一寛さん(65)=現大分高監督=の影響で、生まれたときから白球を握ってきた。「ビシバシ教えてもらった記憶はないけど、父と過ごす、野球に触れられる時間は特別でした」と振り返った。
法大の一塁手として、神宮球場を主戦場としてきた父。自身も2021年にヤクルトに移籍して本拠地・神宮で一塁に就き「野球をやってきて『ほら、ご褒美』と与えてもらった機会かなと。引退していいと感じた一因だった」と明かした。
あくまでもNPBの現役引退。「本当にありがたい野球人生だった。いろんな形で野球に恩返ししたい」。第2の人生も野球とともにある。
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