(パ・リーグ、西武3-4楽天、22回戦、西武13勝8敗1分、18日、ベルーナD)試合開始早々の先制弾で流れを引き寄せた。楽天・茂木栄五郎内野手(28)が、8号ソロを含む2安打1打点。クライマックスシリーズ(CS)進出を争う西武との4連戦で初戦からの2連勝に導き「すごくいい形で試合が進んだ。いい勝ちになった」と声を弾ませた。
一回、今季10勝を挙げる下手投げ右腕、与座の直球を完璧に捉えた。高く上がった打球は右翼席へ着弾。「少し上がりすぎたので『どうかな』と思ったんですけど」と破顔した。
1―0の四回には先頭打者で右中間への二塁打を放ちチャンスメーク。浅村の中前打からヘッドスライディングで生還した。チームは一気に3得点。与座に対して今季は10打数5安打2本塁打と、数字通りの好相性を見せた。
9月に入り、鈴木大や渡辺佳ら同じ左打ち内野手の兼ね合いでベンチスタートが増えた。2試合ぶりの先発で64試合目の出場。これまでは2020年の73試合が最少で、7年目の今季は苦しいシーズンとなっている。
それでも、8月の月間打率・153から9月は3割超え。「出ていないときは声を出して、出ているときは結果でアピールする」と気持ちを切らさず、チームの正念場で役割を果たした。
前日の勝利で3位に浮上したチームは、4位・西武とのゲーム差を1に広げ、首位との差もじわり3・5に縮めた。「明日も勝って優勝争いにもう一度食い込んでいけるように」と茂木。逆転Vも見据え、殊勲の背番号5は視線を鋭くした。(加藤次郎)
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