ブライトンがMFムウェプの引退を発表 [写真]=Getty Images
ブライトンは10日、同クラブ所属のザンビア代表MFエノック・ムウェプの現役引退をクラブ公式サイトで発表した。
クラブの発表によると、ムウェプは遺伝性の心臓疾患との診断を受け、選手としてのキャリアを終えることを余儀なくされたという。また、この病気は時間とともに悪化する可能性があり、仮に同選手が競技としてのサッカーを続けて場合、心臓に致命的な症状が生じる可能性が非常に高くなるとも発表されている。
ムウェプは先月の代表ウィークでザンビア代表のメンバーに招集。同国代表に合流するために航空機に搭乗したところ、フライト中に体調を崩し、その後マリの病院へ入院。所属チームであるブライトンに戻り、検査と継続的な治療を受けていたという。この検査において病が発覚し、現役引退が唯一の選択肢であると通達されたという。
ムウェプの現役引退を受け、ブライトンのトニー・ブルーム会長はクラブ公式サイトで次のようなコメントを発表した。
「エノック(・ムウェプ)のことは本当に残念だ。彼とその家族はこの数週間トラウマのような日々を過ごしていた。彼がその時期を乗り越えたことに感謝するばかりだが、彼はこの若さで有望なキャリアを断ち切られることになってしまった。クラブとしては、彼が完全に回復し、次のステップを決められるよう、できる限りの愛とサポートを惜しまないつもりだ」
また、ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督も「とても残念に思っている。着任前に全選手を見て、一緒に仕事をするのが楽しみで楽しみで仕方がない選手だった。我々は彼のためにできる限りのことをするつもりだ」とコメントしている。
現在24歳のムウェプはFCリーフェリング(オーストリア)やザルツブルクでのプレーを経て、2021年夏にブライトンに加入。昨シーズンは公式戦22試合に出場し3ゴール6アシストを記録。今シーズンもここまでプレミアリーグで6試合に出場していた。
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