楽天とのトレードで中日に移籍した涌井秀章投手(36)が25日、名古屋市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。
グレーのスーツ姿で会見場に現れた涌井は引き締まった表情で「楽しみのひとこと。それが一番強いです。今まで交流戦でもやっていていましたが、1年間セ・リーグと戦うことはなかった。打席に立ったり、この18年間のやってこなかったことを新しく始めると思う。イチから自分のポジションを勝ち取らないといけない。それは楽しみ」と語った。
背番号はドラゴンズのエースナンバーの20。「つけた姿はまだ想像できない。トレードできてドラゴンズのエース番号をいただけたとういことはそれだけ期待されているということを感じます」と責任をかみしめていた。バンテリンドームナゴヤのマウンドについても「投げやすいマウンドだと思って来た。球場も広くて良い」と話した。
涌井は2005年に横浜高からドラフト1位で西武に入団。07に17勝をマークし最多勝のタイトルを獲得すると、09年には沢村賞に輝くなど西武のエースとして君臨した。その後も15年にロッテで、20年には楽天で最多勝に輝き、史上初の3球団で最多勝を獲得した投手となった。今季は10試合で4勝3敗、防御率3・50。通算154勝はヤクルト石川に次いで2位の勝ち星となっている。
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