2023年1月2日と3日、「第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(通称:箱根駅伝)」が開催される。2022年の第98回大会では、トヨタ bZ4Xが登場した。そこで本稿では、2023年の第99回大会でどのトヨタ車が登場するのか、予想していこう。
文/佐々木亘、写真/平野 学、TOYOTA、ベストカーWeb編集部
■これまでも驚きを提供し続けてきた箱根とトヨタ
年の瀬が迫り、師走の忙しさが日増しに感じられる今日この頃。今年の仕事は今年のうちに終わらせ、年末年始はゆっくりとコタツでミカンでも食べながら過ごしたいものだ。
年始の楽しみは色々あるが、なかでもファンが多いのは箱根駅伝。陸上ファン、駅伝ファンのみならず、箱根駅伝は見入ってしまうという人が多い。毎年はじめに元気と感動を与えてくれる素晴らしいイベントだと思う。
さらに昨今の箱根駅伝は、クルマにも注目が集まっている。2022年もbZ4Xが公道初走行というビッグサプライズがあった。
車両提供という形で陰ながらレースを支えるトヨタが、2023年はどのようなラインナップで箱根駅伝を盛り上げるのだろうか。2023年の箱根駅伝で登場しそうな、運営車両のラインナップを予想していきたい。
2011年から、箱根駅伝に関わる全ての運営車両を提供してきたトヨタ。車両だけではなく、運行ドライバーの派遣も行い、2日間で217.1kmを走り切る過酷なレースを陰ながら支えている。
2011年には運営管理車にプリウスPHV、緊急対応車にトヨタFCHV-advを提供した。市販よりも一足早く、実際の走行シーンが見られ、レース同様に大きな注目を集める。その後も、2013年にはピンククラウンが登場、2019年には世界に2台しかないセンチュリーGRMNが大会本部車として走行した。
今年行われた第98回大会(2022年)では、正式発売前のbZ4Xが、さらりと公道初走行姿を披露し、度肝を抜かれたのを思い出す。さて、来年(2023年)の第99回大会では、どんな驚きを用意してくれているのだろうか。
■第99回大会を支えるクルマはどれだ?
まずは、2022年の第98回大会を支えたクルマの顔ぶれを確認しておきたい。大会本部車にはbZ4X、大会会長車にセンチュリーGRMN、運営管理車にはアルファード・ヴェルファイアが採用され、広報車はGR86だった。
2022年のbZ4X同様に、2023年も箱根で公道初走行となりそうなクルマがもちろんある。その筆頭格が11月16日にワールドプレミアが行われた新型プリウスだ。2023年1月中の発売が濃厚であり、箱根でいち早く披露という可能性が高いと予想する。
また、各校の監督を乗せる運営管理車には、ノア・ヴォクシーが返り咲くだろう。2022年は、新型の発売前ということで、アルファード・ヴェルファイアにその座を譲ったが、道幅の狭くなる箱根路では、アルヴェルよりもノアヴォクの方が適している。
ノア・ヴォクシーにとってガチンコのライバルになる、ステップワゴン・セレナも出そろった。ミニバン戦争を勝ち抜くためにも、ノア・ヴォクシーの存在感を高めたい大事な時期になるだろう。各校の襷と同じカラーのラッピングが施されたノア・ヴォクシーを、2023年の箱根駅伝では見られるはずだ。
他にもクラウンやGRカローラ、アクアGR SPORTなど、注目車両には事欠かない。特にクラウンでは、既に販売されているクロスオーバーはもちろん、発表済未発売のエステート・スポーツ・セダンのサプライズ登場もあるかも、と筆者は密かに期待を寄せている。
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