ピ~ンと張りつめた空気が心地よかった。いつの時代も、新入団発表の席はすがすがしい気分になる。選手ひとりひとりに「頑張れよ!」と声を掛けたくなる日だ。
「みんな、プロの第一歩ということで、すごく緊張しているように見えました。昨日、(トラ番の)原田先輩がルーキーたちを見て『初々しい』と言っていましたが、同じ感想です。僕も初心を忘れずに、基本に立ち返って頑張ろうという気持ちになりました」
トラ番・織原祥平が様子を伝えてきた。
昨日の最大の話題はやはり背番号1の復活だ。トラ番・須藤佳裕は子供の頃から阪神ファン。
「だから、1番といえば鳥谷(敬)さんしか思い浮かびません」
最近の虎党なら、みんな同じ思いだろう。ひとりの選手が16年間も背負い続けたのだから。
「関東で生まれ育った僕は、1番といえば、王貞治さん(ソフトバンク会長)でした」
世界の王が巨人時代に付けた1番は永久欠番。織原が現役時代を知る由もない。それでも、「1番といえば王」。国民投票すれば、この答えが1位になるんだろうなぁ。
鳥谷が入団した2004年当時のトラ番だったのが、運動部長・堀啓介。
「あの時は、1番も候補でしたが、実は2番も有力候補だったんです。どちらをつけるのかなぁと噂しながら取材を続けました」
鳥谷が入団した当時、ニューヨーク・ヤンキースのショートに君臨していたのが、デレク・ジーター。背番号は2だった。鳥谷はジーターにあこがれていると聞いていただけに、「和製ジーター」で鳥谷2番があるぞ! となったらしい。
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