中央競馬で歴代4位の2636勝を挙げ、3月に調教師へ転身する福永祐一騎手(46)が19日の東京競馬場(東京都府中市)で国内での騎乗を終えた。この日は1勝し、レース後のセレモニーで先輩の武豊騎手(53)らから花束を受け取り、「もっとうまく乗れたのではという後悔は尽きないが、未練は一つもありません」とあいさつした。
最も印象に残る競走は2018年の日本ダービーという。「天才騎手」と呼ばれ、落馬事故で引退した洋一さんの息子として注目された。「父のような才能はないと見られていた。そのコンプレックスが原動力」と努力を重ね、19回目の挑戦で父も勝てなかった競馬の祭典を制覇。そのダービーと同じ舞台でファンに最後の雄姿を披露し、「最高でした」と涙声で言葉を絞り出した。
27年間の騎手生活を締めくくるレースは25日のサウジアラビア国際競走となる予定。引退式は3月4日に阪神競馬場(兵庫県宝塚市)で行われる。
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