バレーボール男子・Ｖリーグ１部の東レは１２日、ステージ４の胃がんで闘病していた東京五輪代表の藤井直伸（３１）が１０日に死去したと発表した。セッターの藤井は２０１７年以降、日本代表に定着し、２１年の東京五輪に出場。同年末に目の不調を感じるようになったことをきっかけに診断を受け、２２年２月に闘病を公表していた。
日本バレーボール協会の川合俊一会長は「日本を代表するセッターとして輝かしい功績を残された。藤井選手の日の丸を背負った雄姿を二度とコートで見ることができないと思うと悲しみでいっぱいです」と追悼のコメントを発表した。
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