侍ジャパン大谷翔平投手(28=エンゼルス)が、同僚でアメリカ代表の主将マイク・トラウト外野手(31)を抑えて世界一に輝いた。

先頭に四球を与えるも、ベッツを二ゴロ併殺打に仕留めて2死走者なしでトラウトを迎えた。160キロ直球で追い込むと最後はスライダーで空振り三振。チームメートとの対決を制して世界の頂点に立った。大谷は「2アウトとれば、最後トラウトだなと思っていたけど、先頭出しちゃったので、最後出来ないかなと思って。でもゲッツーになって最高の形で最高の結果になったので良かったかなと」と喜んだ。

試合前練習中には打撃ケージ近くで言葉を交わし、2ショットで記念撮影。山川の打撃を並んで見つめながらコミュニケーションをとる場面もあった。「お互いに知っている仲で互いの代表として出来るのは特別なこと」と話していた友人を封じ切って世界一の味をかみしめた。

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