ブルージェイズ菊池雄星投手(31)が、5回3安打2失点5四球4奪三振の内容で今季6勝目(2敗)を挙げ、日米通算100勝(日本73勝、米国27勝)を達成した。

初回、3番コントレラスに先制2ランを浴びた。だが、直後に打線が4点を奪って逆転に成功し、その後も着々と加点。菊池は毎回走者を許しながらも、粘り強くアウトを重ねた。

4回1死、7番ウィーマーを空振り三振に打ち取ってメジャー通算500奪三振に到達。地元ファンにスタンディングオベーションで祝福されると、帽子を取って笑顔を見せる光景も見られた。

菊池は今季最多の5四球と細かい制球に苦しみながらも、追加点を許さず、7-2と5点のリードを保ち、98球で救援陣にマウンドを譲った。

移籍1年目の昨季は、8月中旬から救援に配置転換されたが、今季はオープン戦で好成績を残し、開幕から先発ローテーションに復帰。11試合目で節目の数字に到達した。