ラグビー・リーグワン1部プレーオフ決勝戦(東京ベイ15-12埼玉、20日、国立競技場)レギュラーシーズン2位の東京ベイが、2連覇を狙った同1位の埼玉とのつば競り合いを制し、トップリーグ時代を通じて初の頂点に立った。
前半はPG合戦の様相を呈した。11分、埼玉SO松田力也が中央のさほど難しくないPGを外し、先制に失敗。14分には東京ベイWTB木田晴斗がトライ寸前の突進を見せたが、逆サイドからバッキングアップした埼玉WTBマリカ・コロインベテにタッチへはじき倒され、トライはならず。木田は衝撃でHIA(頭部外傷評価)となり一時退出したが、戦列に戻った。
東京ベイは20分、リーグ戦得点王のSOバーナード・フォーリーがPGを決めて3点を先制。26分にも相手ゴール前でオフサイドの反則を誘い、フォーリーが2本目のPGに成功して6-0とした。34分に松田、38分にフォーリーがそれぞれPGを決め、前半は東京ベイが9-3とリードして終えた。
後半も先に加点したのは東京ベイだ。6分、埼玉のキックオフサイドの反則でフォーリーが4本目のPGを決め、12-3とした。4万1794人の大観衆待望のトライが生まれたのは18分。埼玉がラインアウトからのモールを押し込み、交代で入っていたHO堀江翔太がトライ。松田に代わってSOに入った山沢拓也がゴールを決めて10-12と2点差にした。そして25分、埼玉は敵陣22メートル内で連続攻撃。ラックからの展開で山沢拓のロングパスを受けたWTB長田智希がタックルを内にかわして逆転トライ。ゴールは決まらず15-12とした。劣勢に回った東京ベイは29分、敵陣深くでチャンスをつかみ、CTB立川理道のキックパスをノーマークの木田が受けてトライを返し、17-15と再逆転した。終盤、攻勢をかけてきた埼玉の攻撃を堅い守備で抑え、相手のミスも誘うなどして東京ベイが逃げ切った。
立川主将は勝利直後のインタビューで、「積み上げてきたものが形になってうれしい。恩返しできたかな」と感激にひたった。
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