将棋の第64期王位戦7番勝負は25、26の両日、北海道小樽市の「料亭湯宿 銀鱗荘」で第3局が行われる。前日の24日はタイトルホルダーの藤井聡太王位(21)=王将、名人、竜王、叡王、棋王、棋聖含む7冠=、挑戦者の佐々木大地七段(28)が現地入りして対局場を検分した。
18日の棋聖戦で4連覇を達成し、7冠を維持した藤井は翌19日に21歳となってから初の対局。「そのこと自体は意識しませんが、21歳をいい形でスタートしたい」と話し、シリーズ成績2連勝で迎えた今局については「1、2局と戦って収穫と課題がみつかった。それを踏まえて良い内容の、面白い将棋を指せれば」と意欲を明かした。
開催地の小樽は「10年ほど前に家族旅行で来ました」という。「カヤックの体験をして楽しい思い出がありますが、なかなかうまく漕ぐことができなくて」と懐かしい思い出も披露した。
佐々木はタイトル戦初出場だった棋聖戦で1勝3敗と奪取に失敗たものの、その後は21日の順位戦C級2組で2勝目を挙げた。今局は後手番で「藤井王位の先手番は驚異的な勝率。そこをひとつ破るのが大きな課題です」と話し「ここで勝てば流れが変わるので」と前向きの姿勢を見せた。
25日の対局開始は午前9時。持ち時間はストップウオッチ計測の各8時間となっている。
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