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Saturday, August 12, 2023

高校野球 専大松戸が東海大甲府に逆転勝ち 3回戦へ - nhk.or.jp

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タイムリーヒットこそ、結果的に内野安打となったスクイズ1本だけだった専大松戸高校。次の塁を積極的にねらう走塁を絡めて接戦を制しました。

専大松戸高校の隙を逃さない走塁が得点につながったのは、同点で迎えた4回、2アウト二塁、三塁でワンボールツーストライクからの4球目の場面でした。

三塁ランナーの太田※遙斗選手が、バッターがワンバウンドした低めの変化球を空振りした時に、キャッチャーが三塁方向にはじいたのを見て、素早く反応しスタートを切りました。

キャッチャーが、振り逃げをねらったバッターランナーを一塁でアウトにしようと、ボールを拾った時には、太田選手はホームベースの直前まで走っていたことで、悪送球を誘って、勝ち越しにつなげました。

さらに、1点を勝ち越された直後の7回ウラの攻撃でも、先の塁を積極的にねらう走塁が光りました。

ノーアウト一塁、二塁の場面で、初球の変化球をキャッチャーがわずかにはじいたのを2人のランナーが見逃しませんでした。

一塁ランナーだった吉田慶剛選手が「どの高さから変化球が曲がったらショートバウンドになるかずっと見ていたので、投げた瞬間、いけると思いました」と胸を張った好走塁で二塁、三塁とチャンスを広げ、その後、内野ゴロの間に同点に追いつきました。

さらに、7番の上迫田優介選手と9番の宮尾日向選手の打席では、打球が転がったのを見てから三塁ランナーがスタートを切るセーフティースクイズを仕掛けましたが、いずれも三塁ランナーが判断よくスタートして、2点を奪いました。

専大松戸高校は、ヒットの数が8本と、東海大甲府より3本少なく、タイムリーヒットも上迫田選手のスクイズが結果的に内野安打となった1本だけでしたが、積極的な走塁で7得点につなげ、接戦を制しました。

専大松戸は実戦形式の走塁練習や練習試合で、どんな状況やタイミングならセーフになるのか、「アウトになってもオッケー」と、繰り返し試してきたということです。

吉田選手は「先の塁をどんどんねらう自分たちのスタイルを大舞台で出せてよかった」と手応えを口にすると、キャプテンの大森准弥選手も「次の試合でも、細かいところを積み重ねて勝っていきたい」と意気込みを話しました。

※「遙」のしんにょう 点1つ、作りは「揺」の右。

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