右ひじの靭帯(じんたい)を損傷した大谷翔平選手について、アメリカメディアは「引き続き5億ドル(約730億円)の価値がある」と変わらぬ期待を示す一方で、エンゼルスの危機管理の在り方を批判しています。
アメリカのスポーツメディア「ジ・アスレチック」は、大谷選手について「仮に手術を受けて来シーズン登板できなくなってもマウンドに戻る可能性は高い。彼はあらゆる予想を裏切り、懐疑論者を何度も黙らせてきた」と投手としての復活に期待を寄せています。
その一方で、「最終的に投手としてのキャリアをあきらめる時が来ても、大谷のスピードと運動能力があれば平均以上の優れた外野手としても活躍できる」と言及しました。
また、「けがをしても現役最高の打者であることに変わりはない。引き続きフリーエージェントで少なくとも5億ドル(約730億円)の価値がある男だ」と論評しています。
CBSスポーツは今後、想定されるシナリオとして、次の5つを挙げました。
1.今後も同じように二刀流を続ける。2.先発として投げるとしても登板数を減らす。3.クローザーに転向する。4.投球回数を減らす。5.二刀流をやめ、バッティングに専念する。
CBSスポーツは大谷がトミー・ジョン手術をする場合には「14カ月はピッチングはさせてもらえないだろう」という見方を示しました。
一方でLAタイムズは、エンゼルスの危機管理不足を次のように批判しています。
「エンゼルスは大谷翔平の将来を変える悲惨なけがを止められなかった」「大谷の球速は落ちていたのに何も気付かなかったのだろうか?」さらに、「皮肉なことにこのけがによって、大谷がエンゼルスに残留する可能性が高まったかもしれない」と指摘しています。
からの記事と詳細 ( 「引き続き5億ドルの価値」「エンゼルスの管理批判」大谷選手の靭帯損傷で米メディア[2023/08/25 09:59] - テレビ朝日 )
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