フェイエノールト所属の上田綺世 [写真]＝Icon Sport via Getty Images
フェイエノールトは12日、日本代表FW上田綺世の負傷状況を報告した。
上田は9月のインターナショナルマッチウィークで日本代表に招集され、9日に行われたドイツ代表との国際親善試合にはワントップの位置でスタメン出場した。1－1で迎えた22分には、伊東純也のシュートに左足で反応し、勝ち越しゴールを記録。後半もピッチに立っていたが、足の違和感を訴え、59分に浅野拓磨との交代でピッチを退いていた。なお、同試合は4－1で日本代表が勝利している。
翌日の練習も欠席した上田は、11日付でJFA（日本サッカー協会）より日本代表チームからの離脱が発表されていた。状況が心配されていた中、フェイエノールトは12日に上田の負傷状況を報告。検査の結果、筋肉系のトラブルが確認されており、今後数週間は離脱することを明かした。
なお、上田は既にフェイエノールトの本拠地であるロッテルダムに帰ってきただけでなく、2018年6月に完成した最先端トレーニング施設の「トレーニング・コンプレックス1908」でリハビリプログラムを開始しているという。回復の進み具合次第ではあるものの、10月半ばに控えた日本代表の活動に合流できるか否かも不透明な状況となった。
上田は今夏の移籍市場でベルギーのサークル・ブルッヘから、昨季6シーズンぶりのエールディヴィジ制覇を成し遂げたフェイエノールトへ完全移籍加入。開幕からここまでは昨季公式戦45試合の出場で23ゴールを挙げたメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが先発しており、上田は全4試合で途中出場となっていた。3日に行われた第4節のユトレヒト戦では、ゴール前での華麗なターンから左足で移籍後初ゴールを記録している。
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