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Tuesday, November 21, 2023

久保スーパーミドルに伊東→上田で2発!菅原&細谷が代表初ゴール! 森保J、ゴラッソ5連発でW杯2次予選2連勝 | ゲキサカ - ゲキサカ

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[11.21 W杯2次予選第2戦 日本 5-0 シリア ジッダ]

 日本代表は21日、サウジアラビア・ジッダのプリンス・アブドゥラー・アルファイサル・スタジアムでの北中米ワールドカップアジア2次予選でシリア代表と対戦し、5-0で勝利した。前半30分にMF久保建英のミドルシュートで先制点を奪うと、FW上田綺世が前半だけで2ゴール。後半にはDF菅原由勢とFW細谷真大のA代表初ゴールが決まり、2試合連続の5得点で連勝を果たした。

 初戦でミャンマーを5-0で破った日本は先発9人を変更。DF谷口彰悟と上田のみ連続で先発起用し、W杯予選デビューのGK鈴木彩艶を抜擢したほか、温存していたMF遠藤航、MF伊東純也、DF冨安健洋、DF伊藤洋輝、菅原、久保を一気に送り込んだ。

 システムは4-2-3-1で鈴木がゴールを固め、4バックは左から伊藤、冨安、谷口、菅原。ダブルボランチは遠藤とMF守田英正が組み、2列目には左からFW浅野拓磨、久保、伊東が並んだ。1トップはミャンマー戦でハットトリックの上田。初戦で北朝鮮を1-0で倒したシリアに対し、現状のベストメンバーと言える布陣を組んだ。[スタメン&布陣]

 試合はシリアが4-1-4-1の布陣で中央を固めてくる中、拮抗した立ち上がり。前半6分、久保のスルーパスから上田がペナルティエリア右を抜け出すも、右足シュートはGKに阻まれた。その後はなかなか決定機には至らない中、同19分には1本目のCKでビッグチャンス。久保のキックはエリア内で冨安が倒されて合わなかったが、ファーに流れた上田のクロスに守田が反応。ヘディングシュートはわずかに右へと外れた。

 前半21分にはロングフィードを192cmのFWオマル・アル・ソーマに頭でそらされ、ヒヤリとする場面もあったが、鈴木が冷静にカバー。そのままダイレクトのロングキックで左サイドに展開するというクオリティーを見せた。同24分にはまたも久保の右CKから決定機。ニアで守田がそらし、上田のヘッドはGKに阻まれたが、浅野が詰めてこぼれ球を誘い、遠藤のシュートがクロスバーを叩いた。

 そして前半32分、ついに日本が試合を動かした。右サイドを菅原が攻め込み、ミドルシュートのフェイントを見せると、伊東がつないで久保がカットイン。ペナルティエリア内から左足を振り抜き、強烈なミドルシュートをゴール右隅に突き刺した。相手が守備ブロックを固める中、ワールドクラスの左足で沈めた先制点。久保は6月15日のキリンチャレンジ杯エルサルバドル戦以来の代表戦ゴールで、A代表通算3点目となった。

 ここからは相手も前に出ざるを得なくなり、日本が得点を重ねた。まずは前半37分、左をオーバーラップした伊藤のクロスを伊東が頭で折り返し、ゴール前で上田が右足で押し込み追加点。さらに同40分、久保のスルーパスに伊東が抜け出すと、鋭いグラウンダークロスに上田が詰め、3-0とした。上田はミャンマー戦に続く大活躍。A代表通算ゴール数を7とした。

 後半は交代なしでスタート。すると開始2分、日本がすぐに試合を動かした。ゴール左斜め前約20mの位置でFKを獲得し、右利きの選手に有利な位置。キッカーには左利きの久保と、右利きの菅原が立つ中、久保がボールに向けて助走を取ったが、これはフェイク。足裏で転がして相手の壁を避けると、菅原が走り込んで力強く右足を振り抜き、ゴール右上隅に突き刺した。トリックFKでの完璧な一撃。菅原はこれがA代表初ゴールとなった。

 なおも攻め続ける日本は後半9分、伊藤のクロスから伊東が惜しいヘディングシュートを放つと、同16分には守田が3列目からの動き出しで右足シュートを狙う。さらに同19分、遠藤のスルーパスから菅原が右サイドを抜け出すと、鋭いクロスボールをファーサイドに供給。だが、浅野のシュートはGKのファインセーブに阻まれた。

 日本は後半21分、上田と浅野に代わって細谷とMF南野拓実を投入。細谷はそのまま1トップに入り、2列目は左から伊東、南野、久保という並びとなった。シリアは同24分、右サイドをMFマフムード・アルマワスが攻め上がると、クロスにFWマルデク・クルドキアンがヘディングシュート。これは大きく枠を外れたが、日本にとっては課題の残る場面だった。

 それでも大量リードの日本は後半31分、冨安と久保を下げてDF町田浩樹とMF堂安律を投入し、積極的に戦力のテストを敢行。同37分には左サイドを突破した伊東の鮮やかな右足アウトサイドクロスから細谷が左足ボレーで突き刺し、5-0とした。細谷はA代表初ゴール。伊東は驚異の1試合4アシストとなった。

 日本は後半38分、遠藤に代わってMF田中碧を起用し、そのまま試合をシャットアウト。日本が2試合連続の5ゴール圧勝で、2次予選2連勝、国際Aマッチでは過去3回あった史上最長タイの8連勝を果たし、来年1〜2月のアジア杯に向けても勢いがつく白星となった。2次予選は来年3月、北朝鮮との2連戦を控えている。

(取材・文 竹内達也)


●北中米W杯アジア2次予選特集

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