日本サッカー協会（ＪＦＡ）の田嶋幸三会長が２４日、父親がガーナ人の日本代表ＧＫ鈴木彩艶がＳＮＳ上で差別的な発言を受けた件に関して、協会を通じてコメントを発表。抗議の意を示した。
田嶋会長は「ＳＮＳに我々が掲げるリスペクトとは異なる差別的発言、誹謗（ひぼう）中傷などが投稿されました。断じて許されない行為であり、ＪＦＡとして断固抗議します」と非難。続けて「差別や誹謗中傷などの心ない投稿は個人の人権や名誉、プライバシーを脅かし、人を窮地に追い込んだり法律に違反する行為に発展したりするなど、深刻な事態になることも少なくありません。ＪＦＡは人権や名誉、プライバシーなどを侵害する行為を決して容認せず、法的措置も辞さない姿勢でその根絶を目指していく考えです」とした。
鈴木はベトナムとの１次リーグ第１戦、イラクとの第２戦に先発したが、チームは２試合で計４失点。パフォーマンスに一部から批判が出ていた一方で度を超えた誹謗中傷もあり、鈴木自身は「ＳＮＳを通じて（差別的発言を）受けました。そこに負けるつもりはない。結果で見返してやろうという気持ち」と話していた。
からの記事と詳細 ( ＪＦＡ田嶋幸三会長、ＧＫ鈴木彩艶への差別発言に抗議「決して容認せず、法的措置も辞さない姿勢で根絶を目指す」 - スポーツ報知 )
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