【ドーハ(カタール)25日=ペン・星野浩司、カメラ・今成良輔】ドーハで1次リーグ(L)E組第3戦の2試合が行われ、FIFAランク86位のバーレーンが、同87位のヨルダンを1―0で破って2勝1敗として、勝ち点6の1位で突破。D組2位通過の同17位、日本と31日の決勝トーナメント(T)1回戦での対戦が決まった。取材に応じた日本代表の森保一監督(55)は1次Lで黒星を喫したイラクを引き合いに出して警戒した。同23位の韓国は終了間際の失点で格下の同130位・マレーシアと3―3で引き分け、勝ち点5の2位で16強入りした。
森保ジャパンの前に、再び中東勢が立ちはだかる。バーレーンは第2戦終了時点では1勝1敗でヨルダン、韓国に次ぐ3位だったが、ヨルダンとの第3戦は前半34分、味方のパスに抜け出したFWユスフがGKとの1対1を冷静に決めて先制ゴール。以降は相手の猛攻を体を張った守備で耐え抜き、1―0で勝ち点を6に伸ばすと、マレーシアと3―3で引き分けた韓国を上回りグループ首位での突破を果たした。
日本との国際Aマッチ対戦成績は日本の8勝2敗。大きく勝ち越しているが、2010年3月3日のアジア杯予選で2―0で勝利した試合を最後に近年は対戦がない。08年3月26日にW杯アジア3次予選で対戦した際は、スコアレスで迎えた後半32分に決勝点を献上。敵地で痛すぎる敗戦を喫した。また、04年8月3日に中国で行われたアジア杯準決勝では120分間の死闘を経験。決して油断できる相手ではない。
さらなる不安要素は31日の試合当日の雰囲気だ。中東開催ということでカタールに駆けつけるサポーターも予想され、1―2で苦杯をなめた1次L・イラク戦のように完全アウェーの雰囲気となる可能性もある。インドネシア戦から一夜明けたこの日、チームは宿舎で休養するなか取材に応じた森保監督も「ピッチ上での戦いに加え、スタンドにいるサポーターも力になっていく。相手を勢いづかせるような試合の入り方をしては絶対にいけない」と警戒した。
2勝1敗で終えた1次Lの総括として「(チームには)常に優位に立って、圧倒して勝たないといけないというのがどこかにあった。前からいく選手と慎重に戦おうとする選手とのギャップも感じた」とあらためてアジアを戦う難しさを感じたという指揮官。一発勝負の決勝Tに向けて「反省を生かして、どれだけ自分たちのベストな戦いができるか」と言葉に力を込めた。
【次ページ】次戦はまさかのバーレーン!ベスト16が出そろったアジア杯
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